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チームビルディングに最適!『アンパンマンをぶっ倒せ!!』ワークショップのやり方

物騒なタイトルですが…。

私がよくやる“チームビルディング”を目的としたワークショップのテーマです。みんなご存じアンパンマンがテーマということで、参加者の知識レベルの調整が不要、かつ、“知的生産って楽しい”と感じてもらえます。ワークショップを通じた活発な意見交換でメンバー同士の絆が強まること間違いなしのコンテンツ。今回はそのノウハウをポイント絞って共有させていただきます!

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ワークショップの目的

当ワークショップは前述のとおり、チームビルディングを目的としています。百戦錬磨(?)のアンパンマンを合法的に倒すストーリーを作成してもらうのですが、メンバー同士がこれまでのキャリアや上司部下といった関係性を考慮する必要が全くなく、お互いの意見を尊重し知恵を出し合って課題に取り組む過程で自然にチームワークが生まれてきます。

ワークショップ実施前に検討すること

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所要時間

所要時間は開始時の説明から、グループワークでの作業、成果発表までで、最低2時間を要します。カリキュラムの組み方次第で半日~終日取り組むワークショップに仕上げることも可能です。時間配分・設計については後述します。

必要人数

最低3チーム組成することを推奨します。1チームの最適な人数は4~6名がおすすめです。カリキュラム運営上、チーム編成時にメンバーの属性を考慮する必要性ありません。実施担当者の好みで編成いただければと思います。
例えば『新入社員vsベテラン先輩社員』などでチーム分けすると、世代間の価値観が色濃く反映され、成果発表時に盛り上がりやすいです。
ただし、意図せずメンバーを不快にしてしまうケースもありますので十分な配慮が必要です。前述のように世代で区分するケースももちろんですが、その他にも『性別』『家族構成』『出身地』『血液型』などによるチーム編成は、第三者に何かしらのハラスメントに該当する恐れがあるか否か意見を聞いてみることをおススメします。

研修形態

『集合研修形式』『WEBミーティングツールを使用したオンライン形式』どちらでも実施可能です。筆者自身の経験則では、どちらが優れているといったような優劣はあまり感じませんでした。
強いて言えば、オンライン形式の場合、参加者自身の通信環境に差が生じるため、日々の業務において通信環境に不安がある参加者がいる場合は、通信が途切れた場合のフォロー手順を事前に定めておくか、集合研修形式を選択するなどの判断が必要です。

準備するもの

集合研修形式の場合は、模造紙、プロッキー(水性マジック)8色、ポストイット、ホワイトボードをご用意ください。初対面メンバーが多い場合は、ネームシールなどを用意しておくと良いでしょう。
オンライン形式の場合は、ブレイクアウトルーム機能が搭載されているWEBミーティングツールを選択してください。zoomがその代表格ですが、最近ではMicrosoft TeamsやGoogle Meetでも利用できるようになりました。機能の使い方は、オフィシャルサイトなどで調べられますが、事前に稼働確認することをおススメします。

ワークショップ実施要領

ワークショップを始める前に

ワークショップの成否を左右する重要な要素は“場づくり”です。

集合研修形式でもオンライン形式でも参加者は開始時刻と同時に会場に会場に入室、また、WEBミーティングに参加するとは限りません。むしろ、少し早めにと5~10分前に来てくださる方が多いかもしれません。

そんな時、講師や運営メンバーがドタバタしていたり、逆に準備は整っていて静かな時間が流れていたり、はたまた講師と運営メンバーが楽しそうに談笑していたりすると、参加者は不安を感じます。
ぜひ、『来てくれてありがとう!』という気持ちが伝わるような工夫、接し方を心がけてください。

具体的には、ネームプレートやネームシールの用意があれば、名前を書いてもらうなどの作業をお願いしたり、講師や運営メンバーから世間話を振っても構いません。BGMを流すことができれば、それらの対応をしなくても自然と待ち時間を過ごせます。

私がワークショップを実施するときはオンライン形式でもBGMは必須で用意します。WEBミーティングでBGMを流す方法は検索するといくつもの記事が出てきますが、そのほとんどはデスクトップ共有機能を使った方法ですが、音量調節の加減が非常に難しくBGMが主張しすぎる場合がありますのでご注意ください。その多くは配信側が気づいていないという致命的状況になっている可能性が高く、参加者のやる気を萎えさせます。

少々手間で費用も掛かりますが、BGMを流すおススメの方法はハードウェアミキサーを用意することです。PC内で機能するソフトウェアミキサーも手段としてはありますが、オンラインミーティングはPCへの負荷が大きいため複数のアプリケーションを同時に使用すると不安定になります。そういった意味でも、外付けのミキサーを用意するしたほうがいいでしょう。私は『YAMAHA AG03』という機器を使用してます。

まずは冒頭あいさつから 【所要時間5分程度】

参加者が集まり予定した開始時間を過ぎたら、まずは講師自らが大きな声と笑顔であいさつをしましょう!

参加者のスイッチを強制的にONにするためには非常に重要です。また、講師の方はたとえ顔見知りが参加者にいたとしても、堂々と毅然とした態度で臨んでください。

変に恥ずかしがったり、初心者ぶったり、やらされてる感を醸し出すなど中途半端な態度で実施すると必ずヤケドします。ワークショップのオーナーはあなたです!最後まで講師を演じきってください。

あいさつの後は講師の自己紹介を簡単に行い、本日の目的やワークショップ実施の背景を説明してください。
場合によっては責任者の方に説明いただいても構いません。儀式のようなものですが、このメリハリが非常に重要です。

テーマ発表とアンパンマンの説明【所要時間5分程度】

 
ファシリテーター
さぁ、本日取り組んでいただくテーマは…こちら!

こんな感じのテンションで『アンパンマンをぶっ倒せ!!』と記載されたスライドをバ~ンと映してください。逆にこの段階まではテーマは絶対発表しないでください!参加者募集時も『チームビルディングを目的としたワークショップ』くらいの表現にとどめておき、具体的テーマは当日発表として案内いただけるとよろしいかと思います。

これまでの実績では、このテーマ発表時に否定的な雰囲気になったことは一度もありません。大抵、興味津々でワクワクな雰囲気を作り出せます。

さて、テーマ発表後はアンパンマンというストーリーを簡単に振り返ります。参加者のほぼ全員が知っていると思いますが、敢えてやります。やり方はこんな感じです。

 
ファシリテーター
本日のテーマは「アンパンマンをぶっ倒せ」です。少し古い情報ですが、あるブロガーさんが調べたところ2016年の1年間におけるバイキンマンの戦績は2勝99敗だそうです。
 
ファシリテーター
『意外に2回も勝っているんだ』と感じた方もいるかもしれませんが、その2勝はいずれもクリームパンダちゃんというアンパンマンの友達と戦った時の勝ち星だそうです。アンパンマン強いですね。
 
パパパッとパパ

スポンサーリンク うちの2歳児が大好きなアンパンマン。 我が家では息子がぐずってどうしようもないときに備え、毎週アンパン…

ここで時間があればアンパンマンのストーリーを簡単に振り返るのもよいでしょう。
  1. だいたい、ドキンちゃんがバイキンマンに「お腹すいたぁ~」とワガママ言います。
  2. しぶしぶ、バイキンマンは街に食料を奪いに行きます。
  3. ほぼほぼ、カバオ君のおやつやご飯が狙われます。
  4. そして、アンパンマンが駆けつけます。
  5. すかさずバイキンマンはアンパンマンの顔を濡らしたり汚したりします。
  6. 力が出ないアンパンマンにバイキンマンは油断して新しい顔が届きます。
  7. 元気100倍アンパンマン → アンパンチ → バイバイキーン
 

実際には2~3スライド用意して、アニメのワンシーンを投影しながら説明しますが、みんな素直に聞いてくれます。

個人ワークでアイスブレイク【所要時間5~10分】

説明終了後、間髪入れずに個人ワークとして、“バイキンマンがアンパンマンに勝つための戦略を8つ”出してもらいます。制限時間は5分間です。集合研修形式の場合はポストイットに、オンライン形式の場合はチャット入力でどんどんアイデアを出してもらいましょう。5分で8つなので相当テンポよくアイデアを出していかないとクリアできません。

オンライン形式の場合はリアルタイムで参加者のアイデアが共有されるので、講師の方はこれでもかというくらいのオーバーリアクションで出てきたアイデアを褒めたり笑ったりしてあげてください。集合研修形式だとワーク中は共有できないため、ワーク終了後誰かに発表してもらうとか、近い人どおしでお互いのアイデアを見せ合うといった共有の時間を別途設けてください。

これまで実施してきた経験で言うと、小麦畑を根絶やしにするといった『サプライチェーンの根元を絶つ戦略』や、雨の日に戦いを挑む『天運戦略』、ジャムおじさんやバタ子さんが新しい顔を作れないようにする『人質戦略』ないしは『パン工場破壊戦略』に類するアイデアがたくさん出てきます。
誰でも思いつくようなアイデアでも、大いに歓迎し褒めて褒めて褒めまくってあげてください。

グループワークで本題に取り組む 【所要時間15~30分】

さて、『アンパンマンをぶっ倒せ!!』というテーマですが、何でもかんでもどんなアイデアでもいいというわけではありません。今回のワークショップの本題をここで初めて発表します。その本題とは“視聴者が受け入れるアンパンマンの敗北or引き分けストーリー”を考える です。具体的には以下のように説明します。

 
ファシリテーター
さて、斬新なアイデアがたくさん出てきましたが、本日のメインテーマは“視聴者が受け入れるストーリー”を考えてもらいます。
 
 
ファシリテーター
お気づきかもしれませんが、今、みなさまに出していただいたアイデアを某テレビ局が放送するかというとそんなことは絶対にあり得ません。なぜなら、視聴者がアンパンマンに求めていることではないからです。
 
ファシリテーター
視聴者とは子どもたちではなくお父さん、お母さん方です。子供たちがアンパンマンを通して、何か学びを得ることが出来るからこそ、安心して子供たちに見せることが出来るのです。
 
ファシリテーター
“学び”というのが重要なポイントです。アンパンマンが勝つ勇士を子どもたちに見せたいわけではありません。負けても、ないしは引き分けでも、そのストーリーに何かを得る学びがあればいいのです。
 
ファシリテーター
ということで、これから各チームに分かれて、“視聴者が受け入れるアンパンマンの敗北or引き分けストーリー”を考えてもらいます。最後の成果発表ではストーリーラインとそこから得る学びを発表してもらいます。がんぱってください!
ここまで説明すれば、あとは各チームが各々の答えを出します。
講師・運営側のメンバーは、あまり深く介入せずに様子を見守ることに徹してください。

その後の流れは…

さて、長くなってしまいましたが、この後は、ブレインストーミングとワールドカフェという手法を駆使しながらワークショップを盛り上げていきます。

具体的な実施要領は現在ストアカにて講座を開講しておりますので、是非ご参加いただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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